非リアVSリア充

恋愛観とかをテキトーに書いていきます。どうぞよろしくね!!

結婚にお金はかからない。

経済の低迷で結婚する人が減少していると言われています。晩婚化の主な原因は、男性の収入が低くなったからとされますし、「結婚できない貧困女子」という内容もメディアで見られるようになりました。結婚するとたくさんお金がかかるというイメージは、いまだに根強いものです。

 

挙式の平均費用を見てみると430万円を超えます。そのほかに、新婚旅行は平均60万円、結婚指輪は月給の3倍など、結婚すると多額のお金がかかったというデータがあることは事実です。それゆえに、世間では「結婚するまでには最低○○くらいの貯金がなければならない」という言論が踊りますし、それに直面した若者(主に男性)は、大型貯金を考えたり、結婚自体を見送ったりあきらめてしまうことが多くあります。

 

はっきり言いますが、結婚すると必ずそれだけのお金がかかるわけではありません。結婚はあくまで「一生を共にする」という“誓い”であり、それそのものにお金がかかるはずはありません。多額のお金がかかるのは、それをお祝いするときに行われる催しや儀式です。

 

この「お祝い」の様式は、その国や地域によって様々です。今私たちのいる経済大国日本の場合では、一生に一度と言わんばかりの盛大な挙式が行われたり、海外に新婚旅行へ行ったりするなど、多額の費用がかかるものが主流になっています。結婚にこれらの盛大な催しで祝うのは、経済が好調なひと昔前ではふさわしいことだったでしょう。ですが経済成長が停滞した現代は状況が変わりました。最近では、結婚式を挙げないカップルがついに半数を超えたみたいです。

 

結婚は文明が未発達な少数民族の中でさえ行われています。先進国に住む私たちでも、お金がないと絶対にできないものではありません。「たくさんのお金がかかる」という全体意識のせいで、結婚そのものに躊躇する若者が多いとすれば、それはもったいないことです。

 

結婚に多額のお金を投じていたのは、過去の経済成長期で行われていた、一つのスタイルに過ぎません。そのスタイルを真似するのか否かは、あくまでその当人の自由というものです。ちなみに僕が彼女にあげた指輪の価格は、月給の0.08倍ほどです。