非リアVSリア充

恋愛観とかをテキトーに書いていきます。どうぞよろしくね!!

恋愛関係が続く確率を10倍にする方法

結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。

byリヒテンベルグ

多くの場合、結婚したときの気持ちは時間の経過とともに冷めるといいます。「好き」という感情だけでは続かないということは、もう日本中のカップルが絶えず実証(とくに中高生が顕著)してくれてますし、またある婚活支援サービスの調査によると、離婚原因の最多が「性格(価値観)の不一致」だそうです。これは言い換えると、気持ちが合わなくなったということもできるでしょう。

 

ではなぜ、多くのカップルが大抵「冷める」という局面を迎えるのでしょうか。それはもう単純に、関係を「気持ち」に任せているからです。男女関係において常に事を成すのは、一にも二にも行動です。「気持ちが大切」とよく言われますが、これは間違いなく大嘘です。なぜなら、多くのカップルが気持ちでダメになってるのが事実だからです。実は気持ちはそれほど重要ではありません。

 

そもそも、人間の気持ちは非常に変化しやすいものです。一日の朝と昼と夜で、気分がそれぞれ異なるのが自然で、起きてる間はずっと同じ調子でいる人はそういないでしょう。長いスパンで見ても同じです。好きな教科や好きな球団は変わる人のほうが多いですし、年齢や環境によっても、常に気持ちは変化を続ける性質を持っています。

 

人の気持ちは変わるから面白いのであって、ずっと気持ちが単調な人ばかりではつまらなくなります。しかし、そのようなある意味不安定な「気持ち」に恋愛関係の主導権を握らせていたらどうでしょうか。言うまでもなく、とても安定はしません。

 

男女の関係の良し悪しは「気持ち」にゆだねるものではなく、いかに多く行動するかにかかっています。事実「偽善の行動」は「口だけの善」に勝ります。長く続いているカップルは例外なく、お互いが相手のために積極的にアクションを起こしています。感謝を伝える、プレゼントを贈る、奉仕する、一緒にいる…考えられるアクションを多く起こしていくと、関係は時間とともに深まるでしょう。

 

行動を起こす上では、自分の気持ちが乗ってるか乗ってないかはほとんど重要ではありません。気持ちを込めて行ったことが、そんなにウけなかったという事例はざらにありますし、逆にお茶の間になんとなく送ったメールが喜ばれたということも多くあります。気持ちが100%感染するようなことは基本的にはありません。気持ちは空気に触れた瞬間死ぬものと思ったほうがいいでしょう。

 

多くある人の結びつき方の中で、男女間の関係ほど気持ちが主導権を握りやすいものはありません。しかし「気持ち」だけに関係の存続をゆだねていては、その関係はとても不安定なものにしかなりようがありません。気分が乗らない日でも、相手に対して大なり小なり行動したか否かが、明日の関係を左右します。あなたは今日何をしますか。